金沢での真宗大谷派の葬儀における通夜・葬儀・告別式のレポートです。

通夜
礼服に着替えて、出棺の時間を待ちます。自宅から葬儀場への出棺は16:30でした。
棺おけやお供え物は全部、葬儀社の人が運んでくださいました。葬儀場へついて、葬儀社の式場担当の方から、僧侶さんへの挨拶や、焼香の仕方など、いろいろ説明を受けました。葬儀式場を見てみると仕事関係の花輪がいくつか飾られていました。後からお礼をしないといけないので写真を撮っておきました。 17:30から受付を始めました。18:00には最初の参列者がおいでになりました。
18:00から司会者との打ち合わせが始まりました。 18:30には葬儀式場に着席しなければいけないということですが、参列者が早めにおいでになりましたので早めに着席してました。 金沢のお通夜はお経が始まる前にお焼香を済ませ、遺族に挨拶を済ませておくのが通例なのです。 電報は控え室に届けられ、香典は金銭の管理者のところ(控え室)に届けられます。届けられた香典は香典記帳用紙に住所、氏名、金額を記入してもらいます。金銭の管理者は実際にある金額と香典記帳用紙の金額の合計が合っているか確認しないといけません。途中で香典が紛失しないように、香典袋と香典帖に同じ番号を記入しておいて、千枚通しなどで穴をあけて綴り紐などで、順番に綴っておいたりするなど工夫している場合も多いようです。
香典とかのお金は葬儀社で管理してくれるわけではなくて、自分たちで管理しなくてはいけません。お通夜の香典は控え室の金庫にいれて保管することになります。 通夜は19:00からです。僧侶の入場の祭には遺族は立ってお迎えしなくてはいけません。もちろんお辞儀が必要です。 お通夜でのお経について、仏説阿弥陀経と正信偈を唱えるのですが続けて唱える場合や、仏説阿弥陀経と正信偈の途中に僧侶の休憩をとって、その間に、焼香を済ませる場合があります。正信偈は参列者で唱和できる人は一緒に唱和してもらうのですが、正信偈の本を参列者にお預けする場合や、1枚に正信偈を印刷したのを配ったり、特になにもしない場合があったり、まちまちです。 今回は、仏説阿弥陀経と正信偈を連続して唱えて、正信偈の時には正信偈の本を参列者にお預けして全員で唱和しました。 仏説阿弥陀経と正信偈が終わってから、焼香の終わってない人の焼香がありました。
通夜後
お通夜が終わって、挨拶とかしてて落ち着くのは20:00過ぎになります。棺おけは控え室に運ばれます。控え室には祭壇が用意されていました。親戚など近親者は残って通夜振る舞いになります。控え室には葬儀式場に頼んでおいた夜食のお寿司とオードブルが用意されています。お通夜の前には食事をする時間が無いので軽くしておいて、基本的には食事は通夜後になります。
通夜振る舞いと平行して香典の集計とか香典帳への記帳などが行われます。香典の集計とか香典帳への記帳は、なかなか大変で夜遅くまでかかります。葬儀場の控え室には風呂や宿泊の施設もあり、通夜の日には親戚の多くも一緒に泊まりました。親戚の生け花の費用は金銭の管理者である叔父さんが回収していただいたのですが、そのお金とか香典のお金は控え室の金庫に保管します。金庫といっても小さくて持ち運びできそうな大きさで、誰もいないところに放置しておくのは、ちょっと不用心です。葬儀の間には、葬儀式場で預かってもらうことになります。ただ、預かってくれない葬儀場もあります。 お通夜が終わってから、いろいろ決めないといけない事があります。香典帳の記入が終わってから、それをもとに焼香の順番を決めないといけません。名前と住所見てもどういう関係の人か判らない人もいたりしますが、親戚の多くが残っていたので、親戚の人に聞いて、参列者全員がどういう関係の人であるか確認できました。後々のため、どういう関係かわからないひとについては、どういう関係の人か記入しておくと良いです。 その他にも、電報の順番をどうするかとを決めないといけないです。特に政治家(議員)の電報の扱いをどうするかは、いろんな意見があって揉めます。蝋燭や線香は火を絶やさないようにしなければいけないという意見もありますが火事になっても困るので最近はこだわらないようです。
告別式前の準備
告別式は葬儀式場で親戚の方々と宿泊したので、葬儀社に朝食を用意してもらいました。
朝食を終えてから告別式までの時間は、することが多く大変です。 朝8:30から司会者との打ち合わせがありました。
前日から電報を預かっていたのですが、電報の読み上げる順番を詳しく決めいなかったので、ちょっと焦りました。結局、政治家の電報は読まないで無視するという俊の希望は受け入られなったのですが、仕事関係の電報を先に読むという事と、政治家も実際に関係のある政治家から読み上げて国会議員の電報は後に読むという事で妥協しました。他の人の告別式で、政治家の電報は読まなく、他の電報も一部だけしか読み上げないという例が結構あるのですが、今回は最初から全部読むのが当然という感じになっていたのが、自分としては、ちょっと残念でした。
それから、焼香順の確認もありました。こちらのほうは前日に決めておいたので問題無かったのですが、電報と違って香典袋には読み仮名が書いてないので漢字の読み方がわからない人もあったりして、親戚に聞いて周ったりしてました。焼香順は基本となる順番は、お通夜の香典を記入した香典帳をもとに順番を決めるのですが、お通夜においでなくて、告別式においでる方もいますので、告別の受付で、当日香典をいただいた人をどの順番に焼香してもらうか、その都度、司会者に指示しないといけません。その都度司会者は読み上げる台本に付箋をつけたりして読む順番が分かるようにします。
焼香の人を読み上げるのも、お通夜においでた人も、香典を預けて届けてもらった人も、全部名前を読み上げるのが当たり前というような感じで打ち合わせがあったのですが、他の人の告別式では、親戚は全員の名前を、そのほかの人は一部の方だけ読み上げて残りは座席順に焼香してもらう方式をとる例もあります。全員の名前を読み上げると途中参列していない人が続き間延びした感じになってしまうので、一部だけ名前を読み上げるほうが良いと思いました。 告別式には遺族は、早めに待機してないといけないのですが、お通夜と違い、告別式へは、そんなに早くおいでになる方はいません。 前日の通夜での香典は早めに葬儀式場の事務所で預かっていただきました。
当日の告別式の香典も、事務所で預かってもらいました。
告別式
告別式の30分前には僧侶がおいでますので、僧侶がおいでた時に会場の案内の方が呼びにこられました。葬儀社の方に案内されて、僧侶控え室に行き、3人分のお布施と院号法名料を僧侶に渡しました。
告別式は10:00からはじまりました。親戚以外でお通夜と告別式の両方に列席される方は少ないのですが、それだけにお通夜と告別式の両方に列席していただける人というのはありがたく感じるものです。
僧侶入場の際には親族は起立して一礼をしてお迎えしました。
読経、僧侶による焼香の後で、弔辞をする場合は、弔辞が行われ、その次に弔電を読み上げます。弔電は普通は数件だけ内容を読み上げ残りは弔電の差出人の名前だけを読み上げます。弔電の差出人の名前の読み上げは省略する場合もあります。
その後に、焼香が行われます。焼香は喪主から始めてその後、親族、親戚、その他の会葬者の順番に焼香します。焼香の順序は名前を呼ばれてから焼香する場合と座った席順に焼香する場合があります。
焼香の時には左手で数珠をもち最初に僧侶に一礼し、2,3歩前で遺影を正視してから一礼し、焼香台の前に進み出て、数珠を両手にかけて、合掌したあと、右手の親指と人差し指、中指の三本で、香箱の香をつまみ、そのまま、香炉におとします。浄土真宗大谷派(東)の焼香は2回で香を額にかざすことはしません。終わって、ふたたび遺影に合掌し、うしろ下がりに三歩ほどさがってから、席に戻ります。
一般の会葬者は席に戻る際には遺族に一礼します。遺族は会葬者の一礼の際には座ったまま応じます。
焼香が終わると僧侶は退席します。僧侶の退席の際にも遺族は起立して一礼します。
僧侶退席後に遺族からの挨拶があり、閉会の辞が行われ告別式は終わります。
出棺と火葬
告別式が終わると、会葬者のお帰りの際に菓子盛りのお菓子を会葬者に配ります。
会葬者の人で出棺を見送っていただける方はロビーに待機しています。
出棺する際には、親戚が祭壇の花を棺おけに入れます。この時が遺体を見る最後の時になります。
出棺の時には涙が出て止まりませんでした。本当にどうにかしてしまったような感じです。
棺おけを霊柩車に乗せて、喪主ほか近親者が一緒に乗ります。他の親戚はバスもしくはタクシーに乗って火葬場に同行します。一部の会葬者は残って、出棺を見送っていただきました。出棺を見送っていただいた会葬者は、やっぱり遺族にとっては印象が残るものです。

斎場につくと棺おけを斎場の待合室に運び、僧侶による読経があり、棺おけの周りを右回りに周って最後のお別れをします。
それからいくつか並んでいる火葬炉の中で自分の苗字の書いた火葬炉のほうに運び、火葬します。
火葬が終わるまで70分程度かかりますので、まず骨壷を選びます。大きさや袋のデザインに何種類かのものがあります。あまり大きな骨壷を選ぶと納骨の関係で支障があるということなので、ごく一般的な大きさの骨壷を選びました。骨壷は大きい骨壷と、小さい骨壷がセットになっています。骨壷のお金はその場で支払います。
控え室(ロビー)で火葬が終わるのを待ちます。その間、飲み物を注文し、持参したお菓子をひろげたりしてました。お腹がすくということで葬儀社でおにぎりを用意してくれました(後で請求がありました)。
火葬が終わると、連絡があり、飲み物の会計を済まし、火葬炉の中に入ります。つまり斎場へは骨壷の料金と飲み物の会計のお金は持参して行く必要があります。その他の支払いは葬儀社が代行して払っておいてくれます。

当然ですが、身体の各部分の骨は、焼かれる前の身体の位置にありますので、焼かれた骨はどの部分の骨か一目瞭然です。
最初に、喪主が喉仏の骨を小さい骨壷に入れます。喉仏の骨の入った小さい骨壷は分納する場合に、その小さい骨壷を寺に預けることになります。必ずしも分骨しなければいけないということではなくて、大きい骨壷と一緒に墓に入れてもかまいません。
喉仏の骨を小さい骨壷に入れた後は、全員で上半身の骨を中心に大きな骨壷に入れます。大きい骨は割って骨壷に入れます。最期に頭蓋骨の綺麗な部分で蓋をします。
遺影と骨壷をもってバスで葬儀場に戻りました。

中陰の法要

斎場から葬儀場へ戻ると、今度は中陰の法要があります。中陰の法要は近しい親族と、生前故人と特に親しかった人とで執り行われます。お経があげられご焼香をしました。
中陰の法要が終わって中陰の宴席があります。中陰の宴席の最初に喪主の挨拶があります。
中陰の食事は当然精進料理です。
適当な時間に僧侶の席から挨拶に周ります。
中陰の時には締めの挨拶はないので、適当な時間に、親戚に帰るきっかけをつくって貰います。
中陰の食事が終わったら帰るときに中陰の列席者に残った花や籠盛りの果物を分けて持ち帰ってもらいます。その他にもお土産品を用意しました。
タクシーで帰られる人には、タクシーの運転手にタクシーチケットを配るように葬儀社の人に頼んでおきました。
中陰の参列者が全員帰ったら、葬儀社の事務室に預かっていただいた香典のお金を受け取り帰ります。もちろん遺骨と遺影も持ち帰ります。
葬儀社の人は、余った花や、余った果物、お菓子、香典袋、香典帳などを持ってきてくれました。それから自宅の祭壇の飾りつけもしてくれました。
忌中の紙を玄関に貼りました。