金沢お葬式情報 父親の葬儀

父親が亡くなって,なにも知らないなかで葬儀に関わった記録です

墓の撤去 寺に離檀料支払い義務なし

NEWS ポストセブンに墓についての興味深い記事がありました。

近年、墓を撤去して遺骨を整理する「墓じまい」が増えていますが、その背景には、地方の過疎化や少子高齢化によって遠方にある墓を維持できない、墓を継ぐ子供がいないといった事情があります。

いずれにしても、墓じまいには、墓を更地にするだけでなく、遺骨の行き先を決めなければいけません。その辺に捨てるのは違法です。

墓じまいするためには、墓地に遺骨が入っている「埋蔵証明」が必要になるが、離檀料を支払うことを条件にする寺もあるが「そもそも離檀料を払う義務はありません。気持ちとして支払うお布施は1回の法要の2~3倍程度といわれています。寺から200万円を払うよう言われたケースなどもありますが、払う義務はない。話し合いで解決せず手に負えなくなったら、行政書士などの第三者を入れ、手続きを進めてもらいましょう」

墓じまいにかかる費用(解体、撤去の費用)は一般的に1平方メートルあたり8万~15万円くらいだそうです。

永代供養墓の広告

YAHOOのトッピページに金沢の寺院の永代供養墓の広告が掲載されていました。

浄土真宗本願寺派のお寺で納骨料+永代経で1人60万円で、墓地代金、墓石代がかからず、 生前の宗派に関係無いということです。

僧侶の出張もやっていて葬儀の導師だと20万円、伴僧だと7万円ということです。法事法要は3万円から5万円だそうです。

彦三町の光福寺というお寺でした。

火葬だけの「直葬」で寺とトラブル

ヤフーでの弁護士ドットコムニュースに興味深い記事がありました。

公正取引員会が今年3月にまとめた報告書によると、「一般葬」が減少傾向にあると回答した葬儀業者が多く、「増加傾向にある葬儀」を尋ねたところ、1番多かったのが「家族葬」で51.1%、「直葬」が26.2%で続いたそうです。

週刊朝日(9月1週号)では、葬式をしないで火葬だけの直葬後、檀家が遺骨を持って寺を訪れると、寺から「葬儀をやり直せ」と怒られた事例を紹介している。檀家がそれなら「出て行く」と言い返したところ、「離檀料を200万円払え」と請求された事例があったそうです。

離檀料というのは、法律上の明確な定義はないけれど、一般的には檀家としての地位を解消し、墓地使用契約も解約する際の清算金という意味合いだそうです。

名目上は離檀料であっても、実質は墓地返還にあたっての修復費用相当額程度である場合には、裁判でも慣習上の債務として支払義務が肯定されることはありえるそうです。墓を新たな場所へ移す「改葬」や離檀料をめぐるトラブルは、近年特に増えているそうです。

お墓ってリスクが大きいものだという認識が必要になっているのかもしれません。

墓を守るのも、しまうのも大変

週刊朝日の記事によれば

墓石の撤去代金は、1平方メートルあたり5万~15万円が相場のようです。

お寺の墓地を利用する場合は、一般的な寺の年間管理料は、6千円から2万円。このほかに、法事のたびに支払う「お布施」や、強制的に請求される寄付金など、墓を維持するのに費用はかかります。
突然、「寺を修繕しますから、寄付金100万円包んでください」と言われたりするそうです。

墓じまいをするにあたり、墓石を撤去し更地にしたり、離檀の際のお布施代を含めると100万円かかる場合も少なくないそうです。お墓がある市区町村の役所まで手続きにいったりも必要です。

厚生労働省によれば2015年度の改葬件数は9万1567件で、前年度から7993件も増えているそうです。

お墓のあるお寺に永代供養墓への変更の相談に行くと「では、300万円払ってください」と言われることもあるそうで、その金額の根拠は、「もしこのままこの墓を維持していけば、それぐらいのお布施を払うはずでしょうから」なんてことも実際にあった話だそうです。

子孫の事を考えるなら、墓を作ることについて慎重に考える必要がありそうです。

変わりゆく「葬式」

プレジデントオンラインによると、全国のおよそ200の葬儀業者を対象に2013年の1年間で直葬がどのくらい行われたのかを調べた結果、関東地方で葬儀全体の22%、近畿地方で11%だそうです。

鎌倉新書が2013年に第1回、2015年に第2回を実施した「お葬式に関する全国調査」の都道府県別平均会葬者数を見ると、東京都は第1回66人、第2回45人で、増減率は-31.8%。愛知県は第1回84人、第2回58人で、増減率は-31.0%。大阪府は第1回58人、第2回44人で、増減率は-24.1%。全国平均は、第1回78人、第2回60人、増減率は-23%だったそうです。
わずか2年の間に20~30%も会葬者数が減少しているそうです。

さらに、2015年の時点での葬儀の形態としては、東京都で一般葬33.9%、家族葬44.6%。愛知県で一般葬・家族葬ともに46.9%、大阪府で一般葬40.9%、家族葬43.2%と、特に三大都市圏で、一般葬よりも家族葬の割合が増えていることが分かったそうです。

創価学会は僧侶なし、香典なし 友人葬という先端

AERA 2017年8月7日号に興味深い記事があったのでメモしておきます。

創価学会では「友人葬」と呼ばれる独自の葬式に取り組んでいます。

一般的な仏教葬との最も大きな違いは、僧侶がいないこと。僧侶の代わりに、「導師」という古参の学会員が進行役を担い、遺族、親族、参列している学会員たちも一緒にお題目の「南無妙法蓮華経」を唱える。
友人葬は僧侶がいないため、お布施が必要なく、戒名もない。原則として香典も必要ないとされます。

<「葬儀で僧侶が引導文を読み上げないと成仏しない」、また「故人に戒名が必要である」という考え方は、仏教の開祖である釈尊(釈迦・仏陀)の考えにはありませんし、仏教の本義に照らして正しいものとはいえません>

<仏法では成仏はあくまでも故人の生前の信仰によるものと考えられています。創価学会は、葬儀でなによりも大切なのは故人を悼む、「まごころ」からの題目による追善回向だと考えます。そうした意味から、友人葬こそ仏法の精神にもっともかなった、仏法の本義に則った葬儀であるといえるのです>

友人葬でも葬儀会場代などの最低限の経費はかかるし、香典が必要ないというスタイルゆえ、その大半が遺族の持ち出しとなります。

創価学会員以外からも、「友人葬」をやりたいという申し出があるとのことです。

お寺から封書が送られてきた

2016年9月15日

今日、月命日のお参りの日だったので、檀家でないということと、檀家にだけは絶対ならないという意思表示をしました。

2016年8月30日

月命日のお参りに来ているお寺から封書が送られてきました。お寺から封書が送られてくる事なんてないので、お金の無心かなあと思ったら案の定でした。
「親鸞聖人7百五十回御遠忌・庫裏及び境内大規模修繕、内陣整備等懇志」のお願いということで、総額2900万円、門徒1軒あたり¥75,000円(15,000円×5年)ということです。
その他に特別永大経志で30万円以上のお願いというのも入っていました。こちらのほうは強制ではないようで納めると内陣の欄間裏に記名するということです。

2900万円の内訳は法要費¥7,500,000円、別院御依頼¥2,550,400円、庫裏及び境内大規模修繕¥11,988,000円、本堂欄間整備費¥6,962,600円ということです。

報恩講のお布施1万円、寺の維持費6千円(年額)、月命日のお布施(月額2千円)程度は、つきあいでさせていただいていますが、檀家でもないし、浄土真宗の信者でもないのに「親鸞聖人7百五十回御遠忌・庫裏及び境内大規模修繕、内陣整備等懇志」まで付き合わされたのではたまりません。謹んでお断りしようと思います。
今の時代、檀家として支えなければいけないお寺を持たないという事は、大いなる特権だと思っているので、父親が亡くなられてからも、檀家にだけは絶対にならないと思ってきました。そういう距離感でお寺とも付き合ってきたので、それは今後も変わりません。子供や孫など子孫に対して、そういう負担を押し付けないという事は、ある意味義務でもあると思います。

日本って、墓参りや葬式で仏教とかかわり、クリスマスでキリスト教とかかわり、初詣などで神社とかかわり、イスラム音楽を楽しんだり、そういう無節制なところが良いのだと思うんです。宗教の違いによって争うことも無いし、そういう面で平和で良いです。
もちろん、本気で宗教にかかわっている人については、それはその人その人なので別に否定するのものではないですけど。

寺町のお寺が仏像を捨てた

今日の朝刊で、金沢市寺町の法華宗陣門流実成寺で、仏像をまとめて廃棄しようと思ったけど、他の仏像と較べて丁寧に彫られて、像の底にただし書きがあった仏像があったので、石川県立歴史博物館の学芸主事に見てもらったところ、有名な仏師(金沢の仏師松井乗)が製作した「日蓮聖人座像」と「多宝如来、釈迦如来が鎮座する一塔両尊座像」であることが分かったということで仏像と一緒に写った住職の写真がでかでかと掲載されていました。

それにしても、お寺が日蓮聖人、多宝如来、釈迦如来の仏像を廃棄しようとするなんて、なんて恥知らずな事だと思いました。よくも恥ずかしげもなく新聞に掲載されることを了承したもんだと呆れるばかりです。

墓地に無許可で納骨堂で裁判沙汰

真宗大谷派浄光寺(米泉町)が額谷町の墓地「額菩提樹苑」に設置した納骨堂が金沢市に無許可だった事で、納骨堂を設置した管理会社(真宗大谷派浄光寺の檀家)と真宗大谷派浄光寺の間で裁判沙汰になっているとの記事が掲載されていました。
何より驚いたのは、山の中の納骨堂で数十柱の遺体が安置されていて、墓地使用者から今年度の管理料約300万円を受け取っていたということなので、年間10万円程度の管理料がかかるってことなのかなあ? 今年度の管理料というのだから、最初に一括して支払う費用って事はないですよね。
ネットで調べると、一般墓地の永大使用料が区画面積1㎡で12万円(実際には4㎡程度なので4倍)から、年間管理料5000円になっているから、300万円は墓地全体の管理料なのかなあ?
どちらにせよお寺の内輪もめが裁判になるなんて世も末です。

蓮覚寺で蝋燭で灯したキリコを見てきました

今日は、新盆の最終日という事で蝋燭で灯したキリコを見てきました。
卯辰山山麓寺院群の日蓮宗のお寺(蓮覚寺、妙応寺、円光寺、長久寺など)では7月16日の送り火の時に、先祖さまに灯りをさしあげ霊をお送りするため、キリコにロウソクを灯しお経をあげて墓地を周るという風習が残っています。
ちょっと早めに着いたので、卯辰山山麓寺院群を散策しました。あちこちで、いろんな調子のお経が聞こえました。
ほとんどの墓地では、キリコは板状のものがほとんどでした。
蓮覚寺、妙応寺、長久寺は、箱状の昔ながらのキリコがほとんどでした。
蓮覚寺では、事前にロウソクが入れられたキリコを、19:00から、住職が1つ1つ灯し始めます。19:30には、また1つ1つ消していました。19:00だとこの時期はまだ明るいので、19:30ぎりぎりの時間が最も美しかったです。
妙應寺(妙応寺)や円光寺では19:20からキリコを灯し始め、お経を上げながら墓地を周っていました。

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